Last Updated on 12/10/2026
ヴェルサイユ宮殿のチケット:種類ごとの内容と料金
このページでは、ヴェルサイユ宮殿の公式料金、宮殿の建物に入れるチケット、庭園が有料になる日、開館時間、日本語で見学する方法、パリからの行き方をまとめています。
要点。宮殿の建物に入れるチケットは「パスポート(Passport)」だけで、入場時間の予約が必要です。料金は4月から10月が35ユーロ、11月から3月が25ユーロです。日本からの旅行者はこの一般料金になります。18歳未満は国籍を問わず無料ですが、予約は必要です。公式アプリには日本語の音声ガイドがあります。宮殿は毎週月曜日が休館です。
OfficialGuidesは独立したプラットフォームで、ヴェルサイユ宮殿の公式チケット窓口ではありません。このページの一部のリンクは、チケット再販サイトTiqetsにつながっています。これらは提携リンクで、リンク経由で予約された場合、当サイトが報酬を受け取ることがあります。お客様が支払う料金は変わりません。
このページの内容:どのチケットで宮殿に入れるか・日本語で見学する・公式料金・開館時間・パリからのアクセス・「ベルサイユのばら」ゆかりの場所・日本語を話すプライベートガイドを依頼する
どのチケットで宮殿に入れるか
宮殿の建物に入れるのはパスポートだけです。パスポートには、予約した時間の宮殿入場、トリアノン(大トリアノン、小トリアノン、王妃の村里。12:00から開館)、企画展、庭園が含まれます。庭園は音楽ショーの日も含まれます。入場時間の予約が必要なのは宮殿だけで、ほかの場所は同じ日のうちなら何時でも見学できます。
以前販売されていた宮殿だけの安いチケットは、2026年1月14日から販売されていません。古いガイドブックや一部の販売サイトには、まだその名前が載っています。宮殿の入場時間が書かれていないチケットでは、宮殿の建物には入れません。
このほかに、トリアノンだけのチケット、音楽ショーの日の庭園だけのチケット、庭園とトリアノンのセット券があります。夕方のパスポートは料金が安く、宮殿への入場は冬は15:00から、夏は16:00からです。
日本語で見学する:音声ガイドの範囲とガイドツアー
宮殿の中は、日本語の音声ガイドで見学できます。ヴェルサイユ宮殿の公式アプリは無料で、インターネットに接続しなくても使えます。宮殿に着く前にアプリをダウンロードし、音声ガイドのデータを読み込んでおくと安心です。
アプリで日本語が使えるのは、次の見学コースです。
- 王の大居室(鏡の間を含む)
- 宮殿の歴史ギャラリー
- ルイ15世の王女たちの居室
- 王太子の居室
一方で、庭園と音楽ショーの音声ガイドは、フランス語、英語、スペイン語、ウクライナ語、アラビア語だけで、日本語はありません。トリアノンの木々のコースや馬車ギャラリーも、フランス語、英語、スペイン語だけです。宮殿の窓口で音声ガイド機器を借りることもできます。料金は宮殿とトリアノンの両方で8ユーロ、どちらか一方で5ユーロです。機器の言語は宮殿で13言語、トリアノンでは5言語で、トリアノンで日本語が使えるかどうかは公式サイトに書かれていないため、窓口で確認してください。
Tiqetsで販売されている団体ガイドツアーの言語は、英語、フランス語、イタリア語、ポルトガル語、スペイン語、中国語で、日本語はありません。庭園やトリアノンも日本語の説明を聞きながら回りたい場合は、プライベートガイドをこのページの下のフォームから依頼できます。
公式料金(シーズン別)
ハイシーズンは4月1日から10月31日まで、ローシーズンは11月1日から3月31日までです。欧州経済領域(EU27か国、アイスランド、リヒテンシュタイン、ノルウェー)の国籍を持つ人と居住者には割引料金があります。日本から旅行する人は一般料金です。
| チケット | 11月〜3月 | 4月〜10月 |
| 公式チケット窓口:billetterie.chateauversailles.fr(ヴェルサイユ宮殿) | ||
| パスポート(一般) | 25ユーロ | 35ユーロ |
| パスポート(欧州経済領域) | 22ユーロ | 32ユーロ |
| 夕方のパスポート(冬は15:00、夏は16:00から) | 18ユーロ | 28ユーロ |
| トリアノンのみ | 15ユーロ | 15ユーロ |
| 庭園のみ(音楽ショーの日) | 無料 | 15ユーロ |
| 庭園+トリアノン | 販売なし | 20ユーロ |
| 18歳未満のパスポート | 無料 | 12ユーロ |
2026年1月14日から適用されている、宮殿が公表した料金です。チケットの払い戻しや変更はできません。
18歳未満は国籍を問わず、宮殿とトリアノンが無料です。ただし入場時間の予約が必要です。4月から10月は、音楽ショーの日の庭園が無料の対象外のため、18歳未満のパスポートは12ユーロになります。18歳から25歳の無料入場は欧州経済領域の国籍または居住者だけが対象で、日本からの旅行者は一般料金です。
4月から10月の音楽ショーの日は、庭園が有料です。火曜日から金曜日は「ミュージカル・ガーデン」で、木立の中でバロック音楽が流れます。土曜日と日曜日、また5月と6月は火曜日も「ミュージカル噴水ショー」で、大きな噴水が決まった時間に動きます。この日の庭園の入場料は15ユーロ(割引12ユーロ)で、6歳未満は無料です。月曜日と11月から3月は庭園が無料です。

アンドレ・ル・ノートルの庭園。4月から10月の音楽ショーの日は有料で、パスポートに含まれます。
開館時間と休館日
宮殿とトリアノンは毎週月曜日と、1月1日、5月1日、12月25日が休館です。庭園と公園は毎日開いています。
- 4月〜10月:宮殿 9:00〜18:30(最終入場17:45)、トリアノン 12:00〜18:30(最終入場17:45)、庭園 7:00〜20:30(最終入場19:00)
- 11月〜3月:宮殿 9:00〜17:30、トリアノン 12:00〜17:30(最終入場はどちらも16:45)、庭園 8:00〜18:00
朝いちばんの時間帯がもっとも空いています。ルーヴル美術館が火曜日休館のため、火曜日にヴェルサイユへ行く旅行者が多くなります。水曜日から金曜日のほうが、一般に混雑が少なめです。
パリからヴェルサイユへの行き方
ヴェルサイユはパリ中心部から西へ約20キロメートルです。電車がいちばん簡単です。
- RER C線で Versailles Château Rive Gauche 駅へ。宮殿にいちばん近い駅で、宮殿まで徒歩10分です。RER C線のすべての列車がヴェルサイユに行くわけではないので、表示板で行き先を確認してください。
- モンパルナス駅から Versailles Chantiers 駅へ(N線・U線)。宮殿まで徒歩18分です。
- サン・ラザール駅から Versailles Rive Droite 駅へ(L線)。宮殿まで徒歩17分です。
Métro-Train-RERのきっぷは2.55ユーロで、パリ中心部からヴェルサイユまで使えます。往復には2枚必要です。紙のきっぷは廃止が進んでいて、きっぷはNavigo Easyカード(2ユーロ)に入れるか、Île-de-France Mobilitésのアプリで買います。

RER C線の終点 Versailles Château Rive Gauche 駅。宮殿まで徒歩約10分です。
電車の乗り換えが不安な場合は、パリ発の送迎付きツアーもあります。移動、ガイド、予約時間での宮殿入場がセットになっています。ガイドの言語は英語またはスペイン語です。
「ベルサイユのばら」ゆかりの場所
日本でヴェルサイユ宮殿がよく知られている理由の一つが、池田理代子の漫画「ベルサイユのばら」です。連載は1972年に始まり、宝塚歌劇団の舞台やアニメにもなりました。池田理代子は2009年、日本でフランスの歴史と文化を広めた功績により、フランス政府からレジオン・ドヌール勲章を受けています。
主人公の一人オスカルは作者が創作した人物ですが、マリー・アントワネットとルイ16世は実在の人物で、ゆかりの場所の多くはパスポートで見学できます。
- 王室礼拝堂。1770年、のちのルイ16世とマリー・アントワネットがここで結婚しました。宮殿の見学コースの初めのほうにあります。
- 王妃の寝室。宮殿の見学コースにあります。1789年10月6日、群衆が宮殿に押し入った朝、マリー・アントワネットはベッドの左側にある小さな扉から逃げました。
- 小トリアノンと王妃の村里。マリー・アントワネットが宮廷を離れて過ごした場所です。トリアノンは12:00に開くので、午後に回るのが現実的です。宮殿から徒歩で約30分かかります。
作品に出てくる場面の多くは創作ですが、舞台となった宮殿は実際に歩いて見ることができます。王の大居室では日本語の音声ガイドを使えますが、小トリアノンと王妃の村里には日本語の音声ガイドがありません。
公式サイトで予約が取れないとき
夏は、朝の時間帯が数日から数週間前に売り切れることがよくあります。特に週末です。方法は四つあります。同じ日の遅い時間帯を選ぶ、料金の安い夕方のパスポートにする、宮殿以外の庭園とトリアノンのセット券にする、再販サイトを使う、のいずれかです。
再販サイトは前もってチケットを仕入れていて、公式サイトで売り切れた朝の時間帯が残っていることがあります。Tiqetsでは、宮殿の入場時間付きのパスポートが買え、チケットはスマートフォンに届きます。料金は日によって違うので、支払う前に上の表と比べてください。
事前に買ったチケットなら、公式サイトのいちばん安いものでも、チケット売り場の列に並ばずに入口Aへ直接行けます。ただし、入口Aの手荷物検査は、公式チケットでも再販チケットでも省略できません。

宮殿前の中庭。事前購入のチケットならチケット売り場には並びませんが、入口Aの手荷物検査は全員が受けます。
ガイドツアーとプライベートガイド
Tiqetsの団体ガイドツアーは独立した会社が運営していて、入場券が料金に含まれます。言語は英語、フランス語、イタリア語、ポルトガル語、スペイン語、中国語です。
プライベートガイドは、お客様のグループだけを案内し、興味や予約時間に合わせて一日の予定を組み立てます。
パリの公認プライベートガイドを依頼する
日付、人数、ヴェルサイユで見たい場所をご記入ください。日本語でのご案内を希望される場合は、その旨もお書きください。ご依頼をパリの公認ガイドにお送りし、対応できるガイドから直接ご連絡します。
ヴェルサイユ宮殿は、パリから一日かけて訪れるのが一般的です。パリで日本語を話す貸切ガイドのページはこちらです。
見学にかかる時間と回る順番
パスポートで一日かけて回ると、移動時間を除いて6〜7時間かかります。宮殿の見学コースだけで1時間半から2時間です。回りやすい順番は、予約した時間に宮殿、次に庭園、最後に12:00から開くトリアノンです。

鏡の間。宮殿の見学コースの中心です。
鏡の間は長さ73メートルで、庭園に面した17の窓の向かいに357枚の鏡が並びます。見学コースでいちばん混む部屋で、開館後の最初の1時間が比較的空いています。トリアノンまでは宮殿から徒歩30分です。有料のプチトランと電気カートなら約20分です。
手荷物検査・荷物・バリアフリー
個人の見学者は手荷物検査を受けてから入口Aで宮殿に入り、団体は入口Bを使います。スーツケース、ベビーカー、金属製の抱っこひも、傘は展示室に持ち込めません。フラッシュを使わなければ写真撮影はできます。障害のある方と付き添いの方1名は、宮殿とトリアノンに無料で入場でき、車いすは無料で貸し出されています。
よくある質問
ヴェルサイユ宮殿の建物に入れるのはどのチケットですか?
パスポートだけです。予約時間での宮殿入場、トリアノン、企画展、庭園が含まれます。宮殿だけのチケットは2026年1月14日から販売されていません。
日本人の入場料はいくらですか?
日本からの旅行者は一般料金で、パスポートは4月から10月が35ユーロ、11月から3月が25ユーロです。18歳未満は無料ですが、予約が必要です。
日本語の音声ガイドはありますか?
あります。無料の公式アプリで、王の大居室、鏡の間、宮殿の歴史ギャラリーなどを日本語で聞けます。庭園とトリアノンには日本語の音声ガイドがありません。
「ベルサイユのばら」の場所は見られますか?
実在の場所は見学できます。結婚式が行われた王室礼拝堂と王妃の寝室は宮殿の見学コースにあり、小トリアノンと王妃の村里はパスポートで入れます。
ヴェルサイユの庭園は無料ですか?
11月から3月は毎日無料です。4月から10月は、火曜日から日曜日の音楽ショーの日が有料で15ユーロです。月曜日は一年中無料です。
ネットで買ったチケットなら並ばなくてよいですか?
チケット売り場の列には並びません。公式サイトでも再販サイトでも同じです。ただし手荷物検査は全員が受けます。
ヴェルサイユ宮殿の見学を予約する
公式チケット窓口では、このページのすべてのチケットと、18歳未満向けの無料パスポートを予約できます:billetterie.chateauversailles.fr。パリのプライベートガイドは依頼フォームからどうぞ。
OfficialGuides編集部が執筆・更新しています。
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